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    「劇場で地震と火災が発生したら!?」~もしもに備えてみんなで訓練~

第3回避難訓練コンサート報告
「劇場で地震と火災が発生したら!?」~もしもに備えてみんなで訓練~

第3回避難訓練コンサートは、朝から雨がしとしと降っている平成26年3月18日(火)の午後に行われました。
この日の午前中、職員は2つの班に分かれ、最後のリハーサルを行いました。設定は「夜公演本番時」の勤務体制ですので、職員全員が一度に参加するには人数が多すぎるのです。またこのリハーサルは、本番に出演する班決めも兼ねていました。
職員は財団が28人、舞台業務委託4人、施設・設備の運転監視業務委託や清掃、警備等の人を合わせますと50人以上です。そのうち、事務所当番や地震効果音担当、停電セッティング、公演司会、タイムキーパー、記録写真等の裏方役を除くと、半分に分けてちょうどいいくらいの人数になります。

当日想定した人員配置は、裏方を除いてこんなものでした。

事務所・・・3人
守衛室・・・・2人(警備業務委託)
ホワイエ(ロビー)・・・1人 別途主催者役6人
舞台・音響・照明・・・3人+照明ピンスポット1人
舞台袖主催者役・・・2人(出演団体)
中央監視室・・・2人(運転・監視業務委託)
レストラン・・・2人(レストラン業者) *お客様はなし

最初に、せんだいメディアテーク前副館長の佐藤泰(さとうやすし)さんによる講演です。
3月11日の写真を映しながらの講演で、実際に体験した方の話は、それだけで重みがあります。どんなにひどい災害でも、忘れてはいけないとわかっていても、日々の暮らしの中で私たちは知らないうちに少しずつ忘れていっているのでしょう。でも、これは思い出ではなく、明日起こることかもしれないのです。
佐藤氏写真
途中で劇場の火災報知機が鳴り出すというハプニングがありました。この後の訓練に使うスモークマシンのスイッチ切り忘れによる誤報で、残念ながらこの時は、火災報知器発報に対する非常放送はしませんでした。誤報ということが分かっていたにせよ、非常放送は入れるべきであったと反省しています。

続いて、司会役の職員が、この後のスケジュールについて説明します。その中で、地震発生時の初期対応についても説明しますが、これは参加者にはとても好評です。非常時にどうやったらいいのか事前に具体的に教えてもらうと、安心されるようです。
司会写真
さあ、演奏が始まります。お客様は訓練とわかっていても、第8音楽隊が奏でる素敵な音楽の世界に引き込まれていきます。
演奏写真
突然、小さな唸りが始まり、徐々に大きくなり、ガラガラガラといった物の崩れ落ちる音が鳴り響きます。本当に揺れを起こすことはできませんから、消防署から頂いた30秒の地震効果音を、去年までは倍の1分にして、今年はさらに2分にして響かせてみました。途中で停電も起きるという設定です。
2分という時間は、短い時間と思われるでしょうが、お客様にとっては訓練とわかっていても真っ暗の中で地震の効果音が響くと、これが結構長く感じ不安を増すようです。舞台のスタッフが出演者に、お客様に呼びかけます。「頭を守って、客席と客席の間に身をかがめて…」
地震風景地震風景
避難場所は、雨を警戒してエントランスホールにしました。気がついたら、この時には雨は上がっていましたので、建物の外まで誘導した方が現実に則していたと思われますが、これも後の祭り。次回はこういった小さな点まで細やかに対応できたらと思います。
避難誘導

避難が完了して短い休憩をはさみ、ホールに戻って消防署から講評をいただきました。

 

第3回避難訓練コンサート中央消防署講評

    

熊本市消防局中央消防署指導課長 村田 正剛(むらた せいごう)氏

村田氏写真 熊本市中央消防署指導課長の村田と申します。今日は、第3回避難訓練コンサートということで、訓練の風景を見せていただきました。

昨年もこのコンサートを見させていただきまして、そのときにもお話しましたが、地震が発生したときに、まず皆さんに一番にやっていただきたいことは、ご自分の身を守る「身体防護」になります。このようなコンサートホールや体育館のような大空間では、横から物が倒れてくる危険性はないのですが、天井がそのまま落下してくる可能性があります。
東日本大震災の際、体育館などの大空間で天井の崩落事故が多発したのをきっかけとして、天井脱落防止対策の強化が図られています。それに伴い私たち消防も避難方法を改めて見直してみました。

それまでは、体育館のような大空間では、ガラスが割れたことよる怪我を避けるため壁から離れて中央部に集まって揺れがおさまるのを待ちましょう、というのが主な考え方でしたが、大空間の中央部という所は、天井が一番落ちやすい部分なのです。中央部でガラス等による怪我は防げるかもしれませんが、天井の落下や照明の落下による危険がある訳です。そこを考えた上で、東日本大震災後はガラスの割れによる被害のない場所、かつ、天井の崩落の危険性が少ない場所、つまり、窓のない壁側の部分で、頭を守ることを中心とした身体防護をすることを推奨しています。

このようなコンサートホールの斜面系の座席の場合は、座ったままではどんなに体を前かがみにしても、頭が前席の背板より出てしまいます。ですから、地震の際は、座板を起こし床に膝を着いて頭を下げることで、前席の背板よりも自分の頭を低くして頭を守って下さい。
この姿勢は他の場所でも同様です。体育座りや折膝の姿勢では、前後の揺れには強くても、横の揺れには弱いので、必ず両膝を着いて、最終的に両手で頭を抱え込むようにして頭の防護を中心とする身体防護を行ってください。ここがコンサートホールであれば、先程申しました通り、座ったままでなく座面をたたみ、下にしゃがみこんで頭を守る。ここがデパートであれば、揺れによって倒れてくるものが少ない廊下などで四つんばいになり頭を守る。バッグなどをお持ちなら、それを使って体を守ってください。

揺れがおさまり避難するときですが、それまでせっかくバッグを使って防護姿勢をとられていたのに、避難する際にそれを手に持って避難するのが多く見受けられましたので、完全に避難が終わるまでは、バッグで頭を守りながら避難してください。その際、スタッフの誘導に従って避難するのが大原則となることは忘れないでください。

最後に、地震は、どこで発生するか、エネルギーはどれだけあるかによって揺れの強さが大きく変わってきます。遠くで発生してもエネルギーが大きければ激しく揺れるし、長くも揺れます。同じ地震でも、ビルなどの高い場所にいれば揺れは大きくなります。こういったところを十分注意していただいて、今後の防災に努めていただきたいと思います。

そして、演奏の再開です。・・・といった具合で第3回の避難訓練コンサートは終演となりました。
終演写真

 

基本的な目的、訓練課題は、今までと同じです。(詳しくはホームページの前回までの報告をご覧ください。)
第1回避難訓練コンサート報告はこちら
第2回避難訓練コンサート報告はこちら

この訓練の目的は命を守ることです。
  ホールで働くスタッフの命、ホールに来られたお客様たちの命、この劇場の中にある命を地震の第1撃から守ること、
それが目的です。

訓練の課題は3つです。
   課題1 スタッフの対応能力向上(現場で判断することの重要性)
   課題2 少ないスタッフで大勢のお客様にどう対応するか
   課題3 お客様をパニックに陥らせないためには

 

今回は新たに2つの試みを行いました。

1 避難誘導への時間短縮。動けるようになったらすぐに避難誘導に移れないか。

お客様からのアンケートには、揺れが収まってきてもなかなかスタッフが避難誘導してくれないといった不安な気持ちがあります。スタッフの指示を待つべきか、それとも自分で判断してさっさと逃げ出した方がいいのでは。

特に、大きな震度、長い揺れの地震の場合には、天井の崩落等も考えられます。
今までは、どちらかというと

避難経路を確保して、
避難場所の安全を確認して、
本部へ状況を連絡して、

それから

避難誘導を行う

といった流れでした。

これではお客様の避難までに時間がかかりすぎてしまいます。
そこで、地震の揺れが収まって動けるようになったら、

避難経路を確保しながら、
避難場所の安全を確認しながら、
本部へ連絡しながら、

並行して

避難誘導を行う

ことが重要と考えました。

※ このやり方には、一人ではなく複数(二人一組)で対応することが重要です。一人が扉を開けて避難を呼びかけ誘導し、もう一人が避難経路の安全や避難状況を本部に報告する、といった対応が可能になり、避難までの時間の大幅な短縮が可能です。

 

2 優先順位をつけて危機に対応する。

いつでも十分な数のスタッフがいるわけではありません。例えば、本部では館内放送、消防署への通報連絡、スタッフからの電話応対など、最低でも3人は欲しいところなのですが、状況によっては、現場へ確認や応援に行っていたりして人数が不足する場合があります。 そのときいる人間で対応しなければならないのなら、それなりの優先順位に基づいた対応のやり方があるはずです。連絡の電話が鳴っていたら、館内放送をちょっと中断して受話器を取る、とか。
放送アナウンス文も途中どこでも区切りやすいように短い文章で構成するといった工夫ができます。

残念ながらこの2点とも、今回の訓練ではまだまだ狙いどおりの成果は得られませんでしたが、意識して今後さらに訓練を重ねることによりスタッフの能力は高まると考えています。

 

参加者アンケート結果

参加された81人の方から回答をいただきました。
・男性26人、女性42人、無回答13人で、女性の方が多く参加されています。
・年齢では50代、60代、70代の方がそれぞれ2割以上と、多く参加されました。
・お住まいは、熊本市が50人、県内10人、県外11人(福岡7人、宮崎1人、鹿児島2人、不明1人)、無記入が10人でした。


 

 

Q1「本日の公演をどのような方法でお知りになりましたか?(○はいくつでも)」

「チラシ」で知られた方が一番多く、次にテレビ、新聞となっています。

Q2「公共ホールには年間何回くらい出かけますか?」

6割の方が「1~5回」と答えています。

Q3「公共ホールの防災対策に関して不安を感じたことはありますか?」

4割近くの32人が「ある」と答えています。

次のようなご意見をいただいています。

  • 観客数の割に誘導者が少ない。
  • 多数の人の避難がスムーズに短時間で出来るのか心配。
  • 収容する人数に対して、出入口の広さが狭い(数が少ない)と感じることがある。なかなか出る事ができなければパニック状態になるのではと・・・。
  • 訓練したことがないので、避難の方法がわからない。(想像が出来ない) 県劇ほど大きなホールはどこから入ったかさえわからなくなる。
  • 今の公共ホールは建築基準や技術的に恐らくそう強くはない。装飾など落下物は多く、恐らくそれで危険な状況をつくっている。また、改修費がなく、廃館もしにくい状況のまま古くなっている。20~50年は経っている。ハード面での防災は今後も期待できない。管理意識の向上と定着が不安をなくすと思います。

 

Q4「公共ホールで災害が発生した時にスムーズに避難できると思いますか?」

8割近くの64人が「思わない」もしくは「わからない」と答えています。

次のようなご意見をいただいています。

「思わない」27人

  • ホール等のスタッフの誘導スキルによって左右されると思う。
  • 各自が防災の知識・意識ができているか。スムーズに行動を行うには訓練が必要。
  • 今日の訓練でも、客席から通路になかなか出られなかった。本当に災害が起きた場合、混乱するだろうと思うと、スムーズはありえないと思います。
  • 非常口に殺到する気がする。一斉に携帯が鳴ったりかけたりして、誘導の声が耳に入らなかったりしそう。

「わからない」37人

  • いざというとき、ホールのスタッフが誰かわかるのか、服装もしくはヘルメットか何か目印があれば誘導されるときも安心につながると思う。
  • 目の前に何か落ちてきたり、火が見えたりという状況になれば「早くこの場を去りたい」と思い、他の事が見えなくなると思う。
  • 人数が多い時は自分の今いる位置からどこへ避難するのか迷うように思いました。せっかくのこのような機会、もっと多く周知されたらと思います。
  • その時の環境しだいでもあるけれど、どれだけその時のスタッフの誘導に信頼性があるかわからない。消防署からの身の守り方はとても為になりました。
  • 公共ホールでの避難訓練を体験したことがないので。

 

Q5「本日の避難訓練コンサートはいかがでしたか?」

7割以上の58人が「よかった」と答えられました。

☆ この質問においては、出演された第8音楽隊の演奏に感動されたと答えられた方も多くいらっしゃいました。

  • 体験談や避難のやり方など確認出来て良かったです。
  • ホールでの避難訓練の体験は初めてだったので良かった。
  • 集客施設での避難訓練に初めて参加しました。住民に対しての防災に関する普及啓発にもつながり、素晴らしいと思います。継続されることを強く願います。気づいた点は、非常ベルが鳴動した時になんらかの対応をとって頂いた方が良かったと思います。
  • 説明があっていたので、落ち着いて行動しましたが、暗くなったら逃げ出したくなりました。
  • 避難に際し、注意することなど、理解はしていたものの、やはりパニックになる人や勝手な行動を取る人が多いと感じた。また、スタッフが何人か、どういう誘導をしないといけないのかなど、避難させる側の動きも確認できた。また、訓練なのでスタッフも落ちついていたし、館内放送もスムーズだったが、実際はそうはいかないと思うので、そうなった時どうするか、を備える事が大切と感じた。

「悪かった」と答えられた方からは、次のご意見をいただきました。

  • 舞台から演奏者が逃げだした時に、いっしょになって逃げたくなり、その時に、劇場スタッフの姿がどこにも(舞台にも、客席にも)いなかったので、かなり不安になりました。前回は、劇場スタッフの声かけが良くあり、客席で待機しておこうと思いましたが、今回は早く逃げたくなりました。アナウンスで落ち着かせるより、肉声で声かけしたほうが安心感があるみたいです。
  • 「訓練」(観客側)の先入観があり、緊張感に欠けた。

「わからない」と答えられた方からは、次のご意見をいただきました。

  • スピーディーさが今いちだった。スタッフは大きい声で誘導して欲しい。
  • 危機感が薄い。(ケガ人役等を設定するとかしたら?)

 

Q6「本日の訓練では、避難する方向をどのように判断しましたか?」(○はいくつでも)

前2回のアンケート結果と同じく圧倒的に多くの方が「係員の誘導に従う」を選ばれました。
会館のスタッフは、たとえ地震で最善の避難通路が通れなくなっていても、次善の通路へ誘導できます。地震や火事といった非常時にお客様から一番期待され信頼されるのは、なんてったってスタッフなのです。

Q7「係員の避難誘導はわかりやすかったですか?」

約6割の方が「わかりやすかった」と答えられました。

  • 後ろの光の方向に避難してください、など、指示が具体的だった。
  • プラカード有りなのでわかりやすかった。
  • 皆静かに係員の誘導を待っていたので声が聞けたが、ホールの人数がもっと多かったり、ざわついている場合、むずかしいと思った。
  • ビブスを着ている人を目印に避難したが、実際は着けていないと思うので、手を上にあげる、大きな声を出すなどのアクションがほしかった。
  • 誘導口に近かったから。出入口のまん中で誘導されていたけど、逃げる人に押し倒されるのでは?

「わかりにくかった」と答えられた方からは、次のご意見をいただきました。

  • ホールの中への指示は、聞こえなかった上に、下にしゃがんでバッグなどで頭を守っており、視界が悪い中、「こちらから避難してください」の声では、どこからなのか認識するまでに時間がかかると感じた。
  • 誰の指示に従えばいいのか、良く分からなかった。サイレン音や舞台上の隊員たちの足音、声などたくさんの音が乱れ飛んでいたので、ザワついた。今日の客入りでこの感じだったので、満席に近い際はどうなるものか・・・。
  • 何人かの声と、ホールのひびき、無音の間など、自分の思惑(内語)で、係員のとっさの言葉に耳をかたむける準備があっても、聞きとりにくかった。言葉を発する係が常に言葉を発していた方が良いかも知れない。(状況を判断しながら)または、非常口で声を出した後に勇気をもって舞台前へも出て来て、全員を守る意識で声をかけてほしい。最前列に耳の遠いお年寄りがいることもある。
  • 少し誘導が遅かったかと思います。又、全部のドアが誘導前に開いたので勝手に行っていいのか分からずあたふたしました。
  • 係員の誘導が遅かった。何をしたらよいのか分からなかった。
  • 間があきすぎた。多い人数の時はパニクルだろうと思った。声が届くようにして欲しい。

 

Q8「熊本県立劇場の防災についてご意見やご感想、ご要望などご自由にお書きください。」

さまざまなご意見・ご感想をいただきました。今後の危機管理に活かしていきたいと思います。そのうちのいくつかをご紹介いたします。

  • もうちょっと早めに誘導してもらいたい。
  • 県劇に限らず、舞台の出演者が避難していくなかで、訓練だとわかっていたから席にとどまっていたが、実際ではすぐにも逃げ出したくなるだろうと思う。
  • 定期的にこのような訓練を実施していらっしゃることは素晴らしいと思いました。平日の日中ですので集客について少ないのは仕方ないのかな?とは思いますが、行政や地域、教育機関等とも連携を行い実施された方がより効果的かと思われました。(もったいない気がいたします)係員の誘導までの時間がとても長く感じました。待っている方にしては短い時間でも実際の時間よりは長く感じるものですね。
  • 参加人数が意外にも少ないことに残念な気がしました。もっと多くの人がこのような体験を重ねていくと、もっとスムーズに誘導等もしやすく、又、従いやすくなると思いました。又、平日でなく休日にも訓練があると、家族みんなで参加できて良いのではないかと思いました。もっと宣伝してほしいと思います。貴重な体験ありがとうございました。
  • 想定では震度6弱なので、実際にこの震度の地震が発生した場合は観客の携帯に緊急地震速報(警報)が発表されます。その場合の訓練も想定されてはいかがでしょうか? 公演中に緊急地震速報(警報)が発表された場合は、たとえ公演中であっても、ホールにいる全員(公演者含む)に「身を守る行動」をとってほしいと考えます。平成25年夏の甲子園で試合中に緊急地震速報(警報)が発表されてもプレーを続行した事がありました。その後、高野連では試合中に緊急地震速報(警報)が発表された場合はプレーを中断し、「身を守る行動」をとらせる方針を決定されています。
  • 係員の方にはヘルメットを着用して欲しかった。じっとしている時間が数分なのにすごく長く感じたので、実際の場合果たして本当にじっと出来るだろうか心配。今日は人数も少なかったので良かったが、大人数の時はスムーズにやれるだろうか。
  • これだけ大がかりな防災訓練おつかれさまでした。大変だとは思いますが、せっかくなので、客席にケガをした人、スタッフの指示を聞かない人などの役をつけてみたらどうでしょうか?今回参加されたみなさんもその様な事をみることでさらに臨場感がわきますし、対処の仕方もみえてくると思います。毎年訓練続けて下さい。本当におつかれさまでした。
  • 消防署の指導課のお話は大変参考になりました。本日参加して良かったです。

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避難訓練コンサート 第2回と第3回の比較

青字が相違点です。

項  目

第2回

第3回

訓練課題

1 スタッフの対応能力向上(現場での判断)
2 少ないスタッフでどう対応するか
3 お客様をパニックに陥らせないためには

・・・ 火災との大きな違い
・・・ 以前からの課題
・・・ 以前からの課題

新たな試み

  1. 動けるようになったら、避難経路の確保、避難場所の安全確認、本部への連絡等と並行して、避難誘導を行う
  2. 少ないスタッフでも、優先順位をつけて危機に対応する。

日  時

平成25年3月12日(火)午後2時

平成26年3月18日(火)午後2時

会  場

熊本県立劇場 コンサートホール

(同左)

概  要

起震車体験〔熊本市中央消防署〕


訓練の流れと避難方法の事前レクチャー
県劇登録アーティストによる演奏開始
 地震発生(震度6強)→避難誘導
 火災発生→初期消火失敗→避難誘導継続
避難誘導完了
【休憩】
消防署講評→参加者からの質疑応答
演奏再開
終演


講演:佐藤泰(せんだいメディアテーク前副館長)
訓練の流れと避難方法の事前レクチャー
第8音楽隊による演奏開始
 地震発生(震度6弱)→避難誘導
 火災発生→初期消火失敗→避難誘導継続
避難誘導完了
【休憩】
消防署講評
演奏再開
終演

参加人数

約110人

約150人

(内訳)

公文協職員29人(約15館)
一般36人(ボランティアスタッフ9人を含む)

スタッフ40人(警備・清掃・機械室委託業者や、レストランスタッフを含む)
出演3人(県劇登録アーティスト)

参加者81人

スタッフ50人 警備・清掃・機械室委託業者や、レストランスタッフを含む。
出演30人

勤務想定

スタッフをA班、B班に分けてリハーサル。
*ビブスでスタッフと主催者を区別

(同左)

展示内容

防災グッズ(ミドリ安全熊本)

(同左)

経  費

会場使用料・附属設備使用料・ピアノ調律料
出演料(3人)

*チラシ・プログラムはコピーで自主制作

会場使用料・附属設備使用料
*演奏団体出演料はなし。ケータリングあり。
講師の旅費・謝金
チラシ・プログラム作成費

その他

ビブス、簡易担架、ハンドマイク、ライト等を購入
リハーサル回数の増加
(同左)